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2017年北海道旅行記③士別市移住体験住宅続編

  • takaochcamplife
  • 2022年10月18日
  • 読了時間: 9分

更新日:2022年10月19日

7月15日(土) 14日目 士別市体験住宅11日目

今日は士別神社の祭り。市中心部の会場へ向かう。テキヤのお店が出ていますが、昼前でも人出は少ない。

露天で食事よりと、士別名物ラムを近くの士別ロイヤルホテルのレストランでいただく。(ラムカレー)入ってみるとこのホテルが祭り行列の出発点になっていた。

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13時に出発、国道40号線を吹奏楽のパレードに続き練り歩くようです。

国道に移動して見学。幼稚園から高校生のバンドにお稚児さんの行列です。

小学生の集団は各商店を回って寄付集め?

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今日は結構な暑さのため(30度近い)早々に切り上げて帰る。

遅めの昼寝をして、暗くなった7時半過ぎに家から5kmほどの距離にホタルの里がある。

HPでは17日ごろまで見頃とのことで、行ってみる。

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道路から脇道に入ったところで1台の車とすれ違いで話をすると、一匹もいなかったとのこと。しかし、地元の人で案内してくれると言うので一緒に向かう。

到着してしばらくすると一匹のホタルを発見。そして次々に出始める。時間は8時前、やっと暗くなった時間でした。

乱舞とまでではないが結構飛んでいる。北海道の大自然でホタルは一杯いると思っていたが、その人の話では、ホタルは北海道では外来種で少ないようだ。士別の冬はマイナス30度でホタルには厳しいとのこと。帰ってHPで調べても道内のホタルは沼田町以外では、札幌・函館あたりだけでした。


7月16日(日) 15日目 士別市体験住宅12日目

今日も一日天候が悪いこともあり、上富良野町の花火大会も諦めて、読書ディー。

「北海道の歴史が分かる本」、「松浦武四郎の探検記」を読む。松浦武四郎は伊勢の生まれの探検家にして、北海道の命名者。昨年の旅行時に天塩川で命名の地にある碑を見ていた。

改めて探検記を読むと彼はまさにフィールドワーカー。フィールドノートの大切さと、現代のようにカメラや録音機材が無い時代、紙と筆だけで書き留めるのも大変な作業であったと思うとすごいなぁーと。

16才で伊勢から江戸まで家出をして行った体験がその後の探検家として基になっているようです。私自身の体験も13才で和歌山までのサイクリングや中学校からのキャンプ生活が今の自分の行動や価値観に繋がっていると思っています。

北海道の歴史書には明治期のいろいろな人物が称えられて紹介されていますが、彼ほども人物は他とは比べられない大きな存在だと思います。

ちなみに北海道は、「北加伊道」です。「カイ」がアイヌ語の 「この国に生まれた者」から思いつたとされています。「伊」は伊勢のイメージしていたのでしょか?

夕方には雨もやみ、近くの温泉でゆったとして一日が終了。室内温度は21度と結構涼しい日でした。


7月17日(月) 16日目 士別市体験住宅13日目

今朝は少し冷え込んだ。タオルケットから布団をかぶる。昨日の雨の影響か7過ぎの室温は21度。10時ごろから雨が降りだすが、通過雨のようなので外出。まず、士別市博物館へ。今日は「道民の日」として無料。

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                         (松浦武四郎の天塩日誌)

士別市は明治32年屯田兵最後の入植地。屯田兵村や松浦武四郎の資料・展示を見る。士別市は九十九山があり九十九が良く出てくる。最初の屯田兵入植者が99名であったことによるとのこと。(到着時は100名だったが1名の家が直ぐに焼失し隣の剣淵に行ったため)歴史は知っておく必要がある。

たっぷり1時間半の見学後、旭川に向かう。

約60km1時間少しで「橙や(だいだい)」に到着。3年前の旭山動物園の帰りに寄ったラーメン店の支店。祝日ですが14時前なのに10分度待ち。後からも客足は絶えない。お美味しいですよ。

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自衛隊の近くの2ndストリートで帽子を買ってから、神楽公園に行く。祝日とあって結構な人出。あちこちでBBQ。

公園南側のSUN蔵人(旭川では有名らしい=生チョコサブレ)でケーキを買って2階の無料コーヒーコーナーで休息。

店に前から公園沿いに約3kmがプラタナスの並木。「風」を歌いながらの往復ドライブ。

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ここから1kmぐらいで、三浦綾子文学記念館に行くが、17時を過ぎて閉館。残念。

ただここは、「氷点」の舞台となった場所で外国種見本林がり、ヨーロッパカラマツ、ストローブマツ、トドマヅ、グイマツなど松が多く植えられている。


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旭川駅隣接のあさひかわ北彩都ガーデンをちょい見して、駅横のイオンで買い物して帰宅。


7月18日(火) 17日目 士別市体験住宅14日目

今朝も室温20度と寒くなっています。到着した7月5日からの気温が高過ぎたよう。夜中が17度前後で日中の最高が25度前後。室内でもトレーを着て、先週までアイスコーヒーがホットコーヒーでほっとしています。曇りがちの天気で、読書タイム。「北海道民のなりたち」を読み終える。

午後から日差しが出来たので、3時ごろに出て、1kmほど先ある朝日パークゴルフ場へ。

自動販売機で200円の切符を購入。(1日楽しめる=朝7時半から日没まで)

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9ホールのコースが2コースと練習コース(無料)がある。グリーンが気持ちの良い。4・5組の方々がプレー中。途中で挨拶声を交わすと。体験住宅の人でねと知られている。車で分かったのか?

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コースからスキー場・家の方向です。18ホールを2時間かかる。少し運動になりました。


7月19日(水) 18日目 士別市体験住宅15日目

少し気温が上がってきているが、室温22度ぐらいです。午前中に読み残しの本を読んで、午後から中央図書館へ行く。

途中、士別神社に立ち寄る。士別の歴史を読むと寄っておく場所です。立派な社でした。

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図書館で新たに14冊借りて帰宅。


7月20日(木) 19日目 士別市体験住宅16日目

士別市はサフォーク種の羊を売り物にしている。

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ジンギスカンの本を読んだところ、市場で出回っているのは輸入ものばかり。昭和33年に全国で90万頭いためん羊は、昭和40年代に激減し、近年でも2万頭に達していない。

http://www.pref.hokkaido.lg.jp/ns/tss/33/hitsuji/menyou2806.pdf

国産の肉はフレンチレストランなど高級店に行くようです。国産のジンギスカンが食べられるのは札幌市内で1軒らしい。

そんな貴重な肉なので、観光協会に掲載されている士別産サフォーク肉楽しめる店に昨日行くつもりが定休日。今日旭川方面へ出かける前に行きました。ファームレストランμ(しずお農場)です。

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店の前の牧場です。ここには子馬だけしたが?店からは市内が一望できる高台。

農場のトマトをサービスでいただきました。バイトさんは2人ともベトナムからの留学生。

この後今日予定の比布駅です。

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大阪の某メーカーのCMで有名になった場所です。社長の出身地ぐらいに思っていましたが、CM会社のアイデアで撮影場所に選ばれたようです。ネットで見るとアラスカのピップ空港でも撮影されたようですが?町も駅を使った宣伝をしています。

https://www.youtube.com/user/pipputown

この後は、隣の鷹栖町にある嵐山公園北邦野草園を散策。

鹿のフン、オニグルミの殻(リスが食べた跡=半分に割れている、ネズミだと割れないので穴あき)草花にはそれぞれ名前表示されて判りやすい。

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入口の資料館にはアイヌの伝統を伝えるコーナーと小屋の展示もあります。

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この後は、前回閉館時間で見られなかった「三浦綾子文学記念館」を見学し、旭川駅の北彩都ガーデンにも立ち寄って帰宅。


7月21日(金) 20日目 士別市体験住宅17日目

今日もゆっくり一日。朝支所の市橋さんが訪ねてきて、隣に入る家族用に食器を少し移動。

松浦武四郎上川紀行を読んだ。松前藩やアイヌに対する江戸末期ごろからの悪政・蛮行に維新後続いたことが良くわかる。私達が習った歴史には出てこない、武四郎のフィールドワークの記録。武四郎研究家の筆者秋葉氏の後書に、武四郎は「アイヌ社会の人間の歴史」を書いてきたと述べている。北海道の歴史本もいくつか読んだが、アイヌ社会の人の様子が生々しさ伝わってきた。

今夜は近くの農協でビール飲み会が開かれる。17時過ぎに農協の倉庫へ。行った時は3人ぐらい客で???。18時半ごろから増えてきた。

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元営林署員と元消防所長さんと2時間以上も話した。2人が帰った後は米農家の独身男性と少し話をして20時過ぎ帰宅。3時間近く飲んでいた。楽しいひと時でした。


7月22日(土) 21日目 士別市体験住宅18日目

先週土曜日に上富良野の花火大会があったが直前まで雨が降ったため富良野行きを諦めていた。今日は鹿追町花火大会へ行く。ルート検索では三国峠周りより富良野からの方が少し早いよう。富良野までの最短ルートが旭川市内を通らずに愛別町から旭川空港を通る。空港南端の飛行機がタッチダウンするあたりから南東に向かう農道に入る。この先が「就実の丘」。約2.5kmの直線道路で、ジェットコースターの道より短いが、横断道路も少なく通行も無く、スピードが出る。

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ここから美瑛駅の近くを通り、十勝岳望岳台に向かう。途中に青い池があるので立ち寄る。

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その先の白髭の滝と国設大雪山青年の家と通り、望岳台。

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晴れたいたのが急にガスが掛かり眺望はイマイチで残念。十勝岳温泉に上がったが同じ様子。温泉からの下る途中で北きつね登場。3匹まとまって道路でエサのおねだり。(道路に出てくる動物にエサは禁物)この後も2回見つける。

鹿追町にナビをセットするといつなく、国道ではなく富良野の東山麓の道道298号線を示している。これだと道道253号で「北国の国から」ロケ地麓郷の里通ると南富良野まで国道38号より早い。

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道道から2km程入った丸太小屋に立ち寄る。夕方なのか土曜日にしては観光客は少ない。

南富良野から国道を飛ばして、新得町から道道75号線に入り鹿追町のパークゴルフ場に18時。車列もなく、駐車場場に入れる。

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広く綺麗な芝生のパークゴルフ場。屋台でラーメン・お好み焼きで夕食。

予定より10分早く19時20分開始。花火とその音の反響が凄い。

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30分弱の3部構成。だんだんと迫力ある連発。

21時前に終了。駐車場からもすんなりと出られる。士別まで200km夜なので、国道38号線のメインルートで3時間20分、0時20分着帰宅、平均時速60kmでした。


7月23日(日) 22日目 士別市体験住宅19日目

体験住宅も明日で終了。今日は士別市ハーフマラソン大会。昨年度では2千名ぐらいの参加。9時半スタートで、市内中心から東に10kmのコースを2周する。中間5km地点が朝日町からの道路と交わるところ。

その交差点へ車でいく。9時40分ごろ到着。5km点を15~16分ぐらい。道路横に車を止めて出てると先頭集団到着。

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トップランナーの走りは、さすがに躍動感あり迫力も感じられる。そして、市民ランナーも含め多くのランナーでコースは賑わっている。2時間ほど応援して帰宅。

明日の出発に向けて、荷物の整理、図書返却など準備で午後が過ぎる。

あっという間に20日でした。


7月24日(月) 23日目 士別市体験住宅20日目

今日で体験住宅終了。10時支所の市橋さんが来て、アンケートと鍵の返却。

あっという間の20日間でした。お世話になりました。なかなか良い住宅です。

インターネットが使える点で私としては安心間がありました。

アンケートに記載したのですが、ここ士別市の図書館は良いです。お正月以外無休。

通常は月曜日とか月末は図書整理とから休館が多いようですが??

10時20分住宅を出て一路千歳市へ向かう。和寒から山越えで旭川国道12号線に入り、深川市の道の駅で昼食。

滝川・砂川を通過して美唄町から高速に入り、岩見沢ICから国道237号線で恵庭市に。銀河庭園に立ち寄る。

ここは北海道ガーデン街道(主に十勝)では紹介されていませんが、トマトの木のある花牧場が併設になっています。

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1,200円と少し高めでしたが、広く凝った造りでもあり、楽しめる公園です。

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1時間散策後、千歳駅近くのANAクラウンプラザ千歳に到着。



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